研究職や開発職に転職するときに、自力で求人を見つけて納得のできる転職を実現できる人はほとんどいません。多くの転職成功者は、転職エージェントのサービスを利用して、効率的に転職活動を行っています。
UZUZは、特に理系の転職者には強い味方になってくれる転職エージェントです。
理系職種の求人を取り扱っている転職エージェントは多いです。それらのなかでも、UZUZは特定の業界と年齢層に特化したサービスを提供しています。そのため、特徴をしっかり把握して活用しなければなりません。
ここでは、UZUZの口コミ・評判について、私が利用したときの実体験も含めて紹介します。
UZUZを利用するメリットとデメリットを把握する
転職エージェントはUZUZ以外にも多くあります。それぞれの転職エージェントごとに特徴が異なっています。
求職者の年齢や勤務希望地域によっては、登録しても全く連絡が来ないこともあります。また、求職者の経歴によっては、そもそも登録さえもできないような状況もあり得ます。
そこでまずは、UZUZの特徴を紹介します。これらの特徴からメリットとデメリットを理解し、サービスを利用することが大切です。
理系に特化したサービスを提供している
1つ目の特徴は、理系の転職に特化したサービスを提供していることが挙げられます。
UZUZには、理系出身のカウンセラーや、理系の職種に強いカウンセラーが多く在籍しています。そのため、理系の転職者の悩みに対して的確なアドバイスを与えてくれます。
そのなかでも、UZUZは情報・電気電子・機械系の転職に強みがあります。
例えば、システムエンジニアやプログラマーは上記のどの業界でも活躍している職種です。ほかにもソフトウェアでなく、ハードウェアを研究開発するエンジニア職も該当します。
あなたがこれらの職種に転職を考えているのであれば、UZUZは強い味方になってくれます。
そして、理系の職種の転職では、専門分野ごとに仕事内容が分かれます。転職では、専門知識の有無や、転職後に担当する業務の経験の有無が重要視されることが多いです。
UZUZでは、経験者だけでなく、未経験者でも応募できる求人も紹介してくれます。むしろ専門分野に枠を超えて、求職者が転職後に活躍できる求人を積極的に紹介してくれます。
私の知り合いには、大手電機メーカーでソフトウェア開発を担当していて、転職後は重工メーカーで電気回路設計を担当している人がいます。彼の大学時代の専攻はシステム工学で、電気回路については転職するまで知識がなかったと教えてくれました。
そして、彼も転職エージェントのサービスを利用して転職していました。UZUZの転職支援サービスを受けることで、私の友人のように前職とは異なる仕事内容の求人に転職することも可能です。
自社基準を設けて、ブラック企業の求人は排除している
転職先の企業の就業環境は、転職活動時に気になるポイントです。
企業によっては求人票に「残業時間が少ない」「福利厚生充実」などのアピールポイントが紹介されていることがあります。しかし、企業の実態は転職してみなければわからないことが多いです。
そこでUZUZでは、独自の基準を設定して、基準に満たない企業の求人は取り扱わないようにしています。
具体的には、離職率、労働時間、社会保険の有無、ハラスメントの有無などを、担当者が直接企業を訪問して確認しています。
ほかにも、過去にUZUZを利用して転職した先輩社員から、入社後の状況のフィードバックをもらうようにしています。このような運営をしているので、いわゆるブラック企業の求人を紹介されることはありません。
私がかつて働いていた化学メーカーでは、毎週水曜日は「ノー残業デー」でした。多くの部署は、水曜日は残業することなく退社できていました。
ところが、私が所属していた研究所は、水曜日でもほかの曜日と変わらず夜遅くまで実験をしていました。1週間の業務量があまりにも多く、水曜日に残業をしないで退社できるような状況ではありませんでした。
先輩が「あのルールは研究所には適応されていないから」と自虐を漏らしていたのを覚えています。
このように、会社の表向きのルールと、勤務の実態が異なっていることがあります。実際に転職をした人から社内の状況をヒアリングすることで、よりリアルに社内の状況を把握することができます。
求職者が転職後に「こんなはずではなかった」と感じないよう、企業の体質や実際の就業状況を確認していることは、UZUZの強みの1つです。
自分の力だけで転職活動をしたい人にはUZUZは向いていない
求職者によって、転職活動のやり方は異なります。
UZUZでは、かなり手厚い転職活動の支援を実施しています。UZUZが提供しているサービスの中で、最も特徴的なものの1つが、面接対策です。
UZUZに限らず、多くの転職エージェントで面接の対策は実施しています。ほかの転職エージェントとUZUZの違いは、UZUZでは「選考・企業ごとに内容が異なる面接対策を受けられること」です。
UZUZが実施している面接対策は、同じ企業を受けるとしても求職者の経歴によって変わります。ここまでバリエーションに富んだ面接対策を実施している転職エージェントは、ほかにありません。
そして、その面接対策は約2時間です。この時間は、私が利用したどの転職エージェントよりも長いです。
あなたの経歴と面接を受ける企業に合わせた対策をしっかり行ってくれるので、安心して面接に臨むことができます。
ところが、この手厚いサービスは、求職者の性格によってはマッチしないこともあります。
「あまり細かく言われるのが好きではない」「面接対策は自力でやりたい」というタイプの人もいます。このような人にとっては、UZUZのサービスは向きません。
このような特徴を理解して、UZUZの転職支援サービスを利用するとよいです。
取り扱っている求人の応募年齢は18歳~29歳
転職活動のときに、「自分の年齢で転職できるか」は気になるポイントです。
20代や第二新卒であれば気にならないかもしれません。私の知り合いが35歳で理系研究職に転職活動をし始めたときに、利用した転職エージェントの担当者から「今が転職できるギリギリの年齢です」と言われたと教えてくれました。
実は、UZUZがサポートしているのは、18歳~29歳です。30歳以上は利用することができません。
実際にUZUZに登録するときには、下のように生まれた年を選択する画面があります。この画面は2021年のものですが、30歳の1991年生まれまでしか選択肢にありません。
逆に、18歳から29歳で高卒であれば、あらゆる経歴の転職希望者の転職を支援してくれます。
転職を成功させやすい第二新卒ではない、すでに5年以上働いている人でも求人を紹介してもらえます。
また、理系の職種で働いている人だけでなく、現在理系の職種で働いていない人やフリーター・ニートでも利用できます。
理系の研究職や開発職に転職希望であれば、UZUZは外すことができない転職エージェントといえます。
対象地域は関東・関西・東海に限られる
理系の職種は、日本全国で募集されています。もちろん、都市部の方が求人数は多いですが、地方都市でも研究職、開発職などの職種を募集する求人は出ています。
実は、UZUZが対応できるのは、関東、関西、東海に限定されます。
UZUZに登録するときに、以下のような希望勤務地を選択する画面があります。この時点で、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良)、東海(愛知、岐阜、三重)から選択するようになります。
「そのほか地域」も選択肢にありますが、扱っている求人数は少ないです。なぜなら、理系の研究職や開発職の求人は上記の地域に集中しているからです。
私は岡山県に住んでいるときに、対象地域が日本全国の転職エージェントを利用して、県内で研究職に転職できるかを相談したことがあります。そのときは、県内には私の希望を満たす求人はなく、関西圏ならあると言われました。
このような状況を踏まえると、研究職や開発職に転職するときには、対象地域が関東・関西・東海に限定されていても、問題になることはほとんどありません。
UZUZの登録方法と使い方
続いて、UZUZの登録方法と使い方を紹介します。登録はUZUZのホームページから行うことができます。
UZUZの登録は非常に簡単です。ホームページには「カンタン30秒」と紹介されています。実際に私が登録したときは、1分程度で登録が完了しました。
ほとんどの項目は、該当するものを選択するだけで先に進むことができます。
例えば、登録の最初は以下のような最終学歴を選択する画面が表示されています。該当するものを選択して「次へすすむ」をクリックすればよいです。
ほかに選択・入力するのは、以下の項目です。
- 就業状況:現在働いているか、働いていないか
- 希望勤務地:関東、関西、東海、そのほか
- 名前と生まれた年
- 携帯番号とメールアドレスと電話が繋がりやすい時間帯
一部入力をしなければならない項目もありますが、すべて完了するまでにかかる時間は1分程度です。
転職エージェントによっては、登録の時点で出身大学や出身学部、現在働いている職種などを詳細に入力しなければならないこともあります。UZUZでは、簡単な個人情報のみを入力すれば登録完了します。
そしてUZUZでは、登録後のキャリアカウンセリングで、担当者とあなたの学歴やこれまでの職歴について詳細に話すことになります。
UZUZを活用して転職を成功させる方法
UZUZの登録が終わると、エージェントのさまざまなサービスを受けることができます。あなたの転職活動のやり方によって、受けるサービスを選択することもできます。
続いて、UZUZのサービス内容について具体的に紹介します。
登録後には約2時間におよぶキャリアカウンセリングが実施される
登録が完了すると、まずはキャリアカウンセリングを受けます。この工程は、あなたの経歴、希望する職種・仕事内容などを聞き取るための大切なものです。
そして、UZUZのキャリアカウンセリングは、ほかの転職エージェントと比べて時間が格段に長いです。その時間は、約2時間です。
私が転職活動をしたときには、5社の転職エージェントに登録し、サービスを受けました。UZUZ以外の転職エージェントも、登録したその日のうちに電話があり、同様のキャリアカウンセリングを受けました。ほとんどの転職エージェントでキャリアカウンセリングの時間は、30分前後でした。
このように、UZUZのキャリアカウンセリングの時間は、ほかの転職エージェントと比べても長いことが分かります。
UZUZのキャリアカウンセリングの時間が長いのは、理由があります。それは、求職者の叶えたいキャリアや転職に対する考えをしっかりと聞いた上で求人を紹介するためです。
実際に転職エージェントによっては、求職者の希望とはかけ離れた求人を紹介することがあります。
私が転職活動をしたときは、研究職が第一希望でした。研究職でなければ、これまで研究職で身につけた知識が活かしやすい職種を希望していました。
しかし、転職エージェントによっては、営業職や経営コンサルタントの求人を紹介されることもありました。明確な理由があっての紹介であれば納得もできたのですが、エージェントの担当者からなぜこれらの求人を紹介したのかの詳細を説明されることもありませんでした。
また、私が登録した情報からAIが自動で選択した求人を紹介してくれるサービスを提供している転職エージェントもありました。一度に20件以上の求人を紹介してくれることもありましたが、そのほとんどは私が希望していた職種ではないものでした。
UZUZでは、キャリアカウンセリングの結果を踏まえて、厳選した求人を紹介してくれます。一度に紹介される求人は、5件前後です。その後も、手あたり次第に求人を紹介されることはありません。
少しでも多くの求人を紹介してもらいたい人には、UZUZのサービスは向きません。逆に、紹介される求人は少なくても、あなたの希望に沿った求人の中から転職先を選びたい人には適したサービスを提供してくれます。
集団サポートと個別サポートを選べる
何度も転職を経験している人は少ないです。複数回の転職経験があっても、受ける企業は変わるので、毎回同じ対策をするわけにはいきません。
私も転職活動のときに、何の対策をすればよいかわからず、一先ず受ける企業のホームページを見て、企業理念を暗記しようとしたのを覚えています。面接は、やりたいことや自分の強みを話せばいいだろうくらいにしか考えていませんでした。
UZUZでは、面接の心構え、選考を受ける企業のポイントを学ぶための講座が準備されています。そして、それらの講座は「集団サポート」と「個別サポート」に分かれています。
転職活動は、新卒の就職活動と違い、同じ境遇の人が周囲にいることは少ないです。
私が転職活動をしたときも、同じタイミングで転職をしようとしていた友人は誰もいませんでした。在籍していた会社にも言っていなかったので、職場の同僚や先輩にも相談することはできませんでした。
集団サポートを選択すれば、同じタイミングで転職活動をしている人と一緒にサポートを受けることができます。
もちろん、人によっては「ほかの人と一緒よりは自分のペースで対策をしたい」と考える人もいます。そのような人は個別サポートを選択するとよいです。
多くのサポート内容が準備されているので、そのなかからあなたに合ったサポートを選んで対策をしましょう。
非公開求人を紹介してもらい、希望の転職を実現する
最後に紹介するのは、非公開求人の紹介についてです。非公開求人とは、転職市場には出回っておらず、求職者がどんなに調べても見つけることができない(公開されていない)求人を指します。
理系研究職や開発職の求人は、インターネット上の転職サイトで検索しても見つけることができます。このような求人は、公開求人と呼ばれます。
実は、公開求人は転職市場にある求人のうち20%程度と言われています。つまり、残りの80%は一般には公開されていない求人です。このような求人は「非公開求人」と呼ばれます。
非公開求人を紹介してもらうだけで、あなたが出会うことができる求人数は約5倍になります。これだけでも、非公開求人を紹介してもらうメリットが大きいことが分かります。
ちなみに非公開求人は、公開してしまうと応募者が殺到してしまって収拾がつかなくなってしまったり、担当する仕事内容をライバル会社に知られたりするのを防ぐために非公開にされています。
そのため、公開求人よりも非公開求人の方が、提示されている年収が高かったり、未経験者でも応募できたりする可能性が高いです。つまり、非公開求人の方が、魅力的な求人である確率が高いです。
UZUZでも、以下のように非公開の理系求人を取り扱っていることが紹介されています。
私が転職活動をしたときも、転職エージェントを利用し、多くの非公開求人を紹介してもらいました。そのなかには、公開求人では考えられないような好条件が提示されているものもあり、「ここまで魅力的な求人を紹介してもらえるのか」と驚きました。
UZUZからあなたの希望に合った非公開求人を紹介してもらい、満足できる転職を実現しましょう。
UZUZを利用して、納得できる転職を実現する
UZUZは、理系の転職に特化したサービスを提供しています。対象としている年齢は18歳~29歳で、主に関東・関西・東海エリアの転職をサポートしてくれます。
理系研究職や開発職の多くの転職成功者は20代です。そのため、理系の研究職・開発職に転職を考えているのであれば、UZUZは利用すべき転職エージェントの1つです。
UZUZでは、自社基準を設けて、ブラック企業の求人は排除しています。そのため、劣悪な就業環境の企業を紹介されることはありません。
そしてUZUZは、約2時間に及ぶキャリアカウンセリングを実施し、あなたの希望に沿った求人をピンポイントで紹介してくれます。
また、転職者の経歴や受ける企業に合わせた面接対策を実施しています。ほかにも多くの講座が準備されており、あなたのスタイルに合わせて個別サポートか集団サポートを選択できます。
このように、UZUZは理系研究職・開発職に転職を希望する人にとって強い味方になってくれる転職エージェントです。